ぱらいそさいくだ

奈良からカブでお寺をめぐるブログ

仏様無限ループ「三十三間堂」&口から6人阿弥陀仏「空也上人立像」のお寺

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西国33巡礼カブの旅、今回は京都市内~滋賀県大津市の6箇所参拝します。前半①~➂です。(①西国15番今熊野観音寺三十三間堂➂17番六波羅蜜寺④19番革堂行願寺⑤番外元慶寺⑥14番三井寺

場所

奈良を出発し今熊野観音寺を目指して、国道24号線をひたすら北上します。丹波橋あたりで24号線はぐねっと西に折れるのですが、折れずにそのまま直進して住宅街の中を通り、伏見稲荷大社の前を横切って、京都府道143号へ出ます。そこから交差点「泉涌寺道」より今熊野観音寺へ入って行くのですが、この先に大きなお寺があるような感じの交差点ではないのと、「今熊野観音寺」の看板も上がっていませんのでわかりにくかったです。

西国15 今熊野観音寺

住宅街を抜けて入っていくと、大きなお寺の入り口が見えてきます。直進すると泉涌寺、左折すると今熊野観音寺です。赤い小橋を渡って入り口まで行くと、大きな銅像があります。足元に子供がいる空海像です。ここのお寺は、このイメージが印象大です。記憶を思い出すときに、入り口にこの像があったお寺だなという感じです。

今熊野観音寺の子まもり大師像

子まもり大師像

像の横を抜けて、手水舎で手口を清めるのですが、「五智水」の板がかかげられています。空海が杖で割った岩から湧き出した水とのこと。本堂でお参りをします。すぐ右には大使堂、左には納経所がありコンパクトに参拝できます。境内はまだ奥まであるのですが、この日はお寺をはしご予定。もっとゆっくり見たかったのですが、次のお寺へ向かいます。滞在時間は10分ほどです。

今熊野観音寺の御朱印
今熊野観音寺の御朱印
御朱印

蓮華王院 三十三間堂

府道143号線まで戻り、北上することわずか10分で到着します。交差点「東山七条」を左折し三十三間堂が見えてきます。車が多いのはこわいですが、市内中心部へ近づくにつれ、車量も増えるので、車のスピードも落ちて、カブでもなんとか流れに乗れるようになります。

券売所でエントリー

さすがに三十三間堂は有名観光スポット、外国人観光客だらけです。前には大きな駐車場があり、大型観光バスがバンバン止まっています。車は駐車料金を取られますが、2輪の駐輪場は一角に設けられており、お金を取られません。京都市内のお寺を車でまわると、それだけですごい値段になります。巡礼にカブは経済的です。拝観料は600円、券売所で並んで購入します。いつも思うのですが、仏像など美術品を見るために拝観料を取られるのは「そやな」と違和感なく払えます。お参りのために拝観料を取られるのはと思う時があります。ここは仏像だらけです。

三十三間堂の券売所と
三十三間堂の正面
券売所と三十三間堂正面

仏様無限大

南北に一直線に建っている三十三間堂の北の端から入っていきます。本堂内は、仏像、仏像ひたすら仏像、永遠に続きます。ひな壇に、同じ形をした仏像が約1,000体並んでいるのだとか、圧巻です。そして、ひな壇前には、二十八部衆像などが点々と並んでいます。最初はお賽銭を入れたりしていましたが、途中からきりがなくなって、ところどころでお賽銭をいれるようになりました。

 仏像だらけの中、僕でも見たことがある仏像もあります。風神と雷神、金剛力士像の阿形吽形、鶏の顔をした迦楼羅。並んでいる像はどれもすばらしい像だと思うのですが、人が多いと疲れるように、仏像が多くてちょっと疲れてきます。 

御朱印ももらいます

ちょうど真ん中あたりに納経所があります。御朱印帳は西国33専用ではないものに。前に香川の金比羅山で買ったもので、表紙にこどもの落書きみたいな顔が描いてあり、赤と青の市松模様で変わっていて気に入っています。西国33は色彩画入りの専用のものを使用し、それ以外はこの御朱印帳です。書いてもらっていると、外国の観光客がおもしろそうに覗いていました。

三十三間堂の御朱印
金毘羅山の御朱印帳
左:三十三間堂御朱印 右:金毘羅山の御朱印

バガボンドで見た景色

建物の外観にも見所があり、この建物は漫画「バガボンド」に登場します。宮本武蔵を描いた漫画ですが、武者修行の途中、京都の名門吉岡家の次男「吉岡伝七郎」と対決した背景が三十三間堂の外観そのままです。吉岡伝七郎は自分の脇差を武蔵に奪われ、腹を切られて絶命します。

三十三間堂の伝七郎と決闘した場所
三十三間堂の境内庭園
左:伝七郎と決闘した場所 右:境内庭園
三十三間堂の出口
三十三間堂の看板
出口側からの景色と看板

西国17 六波羅蜜寺

南無阿弥陀仏の6文字を唱えると、口から6人阿弥陀仏が現れたという伝承を実写化した仏像。教科書で一度は見た事があり、そして忘れないインパクトがある空也上人立像が展示されている六波羅密寺にお参りです。1つ前の三十三間堂からは10分もかかっていません。

住宅街のど真ん中、中学校前にポンとあり、駐車場が4台ほどあり、参拝者用で駐車料金は取られません。そして拝観料も取られません。ここはそれほど境内が広くなく、広くないお寺は、今まで何か所か回ってきた経験上、拝観料がいらない場合が多いです。外国人の方や参拝の方が多く、結構にぎわっていました。 

飾り彫刻がすばらしい 

本堂の軒下から見上げる飾り彫刻が朱・緑・金と色艶やか見事です。そして、空也上人立像はお寺の奥にある宝物殿に展示されており、別料金600円で見学することができます。どうしても見たかったので、料金を払い奥へ行くと、仏像が10体ほどガラス越しに展示されています。空也上人立像はサイズは思ったほど大きくはありませんでした。その他、平清盛座像などもあります。

六波羅蜜寺の飾り彫刻

軒下の飾り彫刻

本堂から右手には銭洗い弁財天もあります。ザルと柄杓が置いてあり、ザルにお金を入れ、水で清め、それを持っていると御利益があるとのこと。財布を開くと100円玉4枚がありましたので、ありがたく清めました。このコインは、御朱印帳といっしょに入れて、ずっと持っています。お金がたまりますように。僕は買っていませんが「開運推命おみくじ」も人気があるようです。400円で、生年月日と性別により2月4日からちょうど一年間の運勢を占ってくれます。

六波羅蜜とはどういう意味

ここのお寺の名前は、補陀洛山六波羅密寺で「ふだらくさんろくはらみつじ」と読みます。「ふだらく」も「ろくはらみつ」も密教っぽい響きで、漢字9文字にすごい圧力があります。興味があったのでがググると、「ろくはらみつ」は悟りを開くための6つの修行で、①布施(親切)、②持戒(言行一致)、➂忍辱(忍耐)、④精進(努力)、⑤禅定(反省)、⑥智慧(修養)です。「ふだらく」、観音菩薩の降り立つとされる八角形をした伝説上の山であり、インドの海岸にあるとされています。

六波羅蜜寺の御朱印
六波羅蜜寺の御朱印
御朱印

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