ぱらいそさいくだ

奈良からカブでお寺をめぐるブログ

奈良市般若寺町にできる監獄ホテル

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一般人が刑務所で泊まれるため話題を集めています。

門の前の道を毎日通っています。作業着を着た建築関係の人たちがいたり、電気関係っぽい作業着を着た人がいたり、全く普通の格好の主婦がいたりと、通る度にいろいろな人が居ます。

 

この刑務所の歴史は? 

 かなりレトロ調な門ですが、明治五大監獄の一つで、完成したのは1908(明治41)年です。テレビで特集を見たのですが、この監獄は当時の最新技術の粋が集められた建築物だったとのことです。整備された監獄を諸外国に見せつけることにより、日本は人権に配慮した先進的な国であることをアピールするためとのこと。そんな100年以上前の建物が、未だに目の前に残っており、しかもほんの2、3年前まで、奈良少年刑務所として、現役で機能していたとはすごいです。

場所 

最後の矯正展に行ってきた

奈良矯正展2016

奈良矯正展2016

矯正展とは 

写真は、奈良少年刑務所が閉鎖さえれる最後の奈良矯正展2016です。矯正展とは年に数日だけ、刑務所が一般に開放され、刑務所内の見学ツアーや、受刑者が刑務所内で作った家具や小物の物販、フリーマーケット、そしてちょっとした軽食のブースが出店されます。朝9時30分オープンだったのですが、20分程前に来ても長蛇の列でした。入り口から塀沿いにずっと列が続いており、さらに角を曲がりもう一辺ずらっと列が続いていました。

 

30分ほど並び、やっとのことで中に入場。中央広場のフリマブースをざっと見ると、衣類や石けん、靴下やタオル、洗剤が売られており、ブルーシートの上に商品が雑多に積み上げられています。値段はスーパーとかで買うより少し安いといった感じでした。お歳暮などで使い切れないモノを集めて出品しているような感じです。例えば、ビジネス用黒靴下が3足で600円とか、粉洗剤1.5kgで150円などだったと思います。フリマブースには人が集中していましたが、そこまで安い感じはしなかったので、本当に安いものはオープンと同時に売れてしまってるのかもしれません。

奈良矯正展2016

中央の広場

所内見学ツアー

その後は、所内見学ツアーの列に並びました。かなり並んでいまして、10分スパンぐらいで30人ぐらいをどんどん中へ送っていました。中は撮影禁止です。独房や作業場、風呂場など見て回りました。広い中庭などもあり、綺麗に掃除はされていましたが、全体的に古いというか雑多で汚いという印象を受けました。

 

レトロとかそういうことではなく、そんなおしゃれな感じは微塵もなく、掃除はされているが小汚い薄暗いどんよりしたという印象です。刑務所なので当然かもしれませんが。最後の年だったので、受刑者は全て他と所へ移された後だったのか、矯正展の中で見かけることは全くありませんでした。見学ツアーを終えて、写真撮影可能エリアから、古い建物を撮ります。

奈良矯正展2016

撮影可能エリアからの建物

物販コーナー

あとは、受刑者が所内で製作した家具などの物販コーナーを見学しました。無垢でつくられた家具などが置かれており、けっこう売約済みの紙が貼られていました。前からサイドテーブルがほしいと思っていたので、探しましたが安くはないです。値段だけだとニトリとかで買った方が断然安いですが、作りがよいのか、材料がよいのか、モノの割には割安ということだと思います。その他、マル獄印なる独自のブランドもあり、奈良だけでなく九州の刑務所から送られてきているものも売られていました。

思ったことは 

外から見ていると、レトロチックでおしゃれな建物のように見えますが、中で生活をすると、おそらくですが、汚いし、もう少し綺麗な所に移してくれと思うんだろうなと感じました。建物はかわいいですが、細部を見るとボロボロくたびれてます。冬とかも寒そうですし、生活するには厳しそうです。

奈良の監獄ホテル

現在建設中のホテル。仕事中の作業員の方。

監獄ホテルに泊まってみたい?

現在建設中のホテルは、監獄をそのまま転用したホテルと、その監獄ホテルを外から眺める新たな建物で構成されると見たことがあります。わざわざお金を出して監獄に泊まるなんてという意見もありますが、僕は泊まってみたいと思っています、値段にもよりますが。2万円超だと泊まらないかも。逆に、ほとんどリフォームせず、現状で宿泊料金が安ければ、その方が泊まってみたいです。