ぱらいそさいくだ

奈良からカブでお寺をめぐるブログ

嵐山にあるデンパ寺とDIY羅漢寺をハシゴ

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有名観光地ににあって王道ではない少し変わったお寺を2つ参拝しました。

場所

 木津川駅を出発しカブで嵐山まで行きました。京阪淀駅を西に向かい、洛西浄化センターの横を通って、京都府道67号線をひたすら北上すると嵐山までほぼ一直線で到着します。

デンパのお寺「法輪寺

嵐山の一番の観光名所「渡月橋」のすぐ南側に電気のお寺「法輪寺」があります。ここは雷の神様を祭っていますが、現代では電波関係や電気関係の業者さんがお参りに来ます。入り口には駐車場がありますが、有料で1回1,000円をかかります。2輪は無料でした。

法輪寺

山門からの階段

電電塔と電電宮

山門から大きな階段が本堂まで続いており、山門くぐってすぐの所に電電塔が建てられています。立て看板には、エジソンとヘルツ、その他電気の発展に貢献した人の供養のためと書かれていました。

法輪寺の電電塔

電電塔

階段の途中には電電宮なるお堂もあります。立て看板には、電電明神という電気や電波の祖神を祭っていると書かれていました。

 

法輪寺

電電宮

お守りはmicroSD

階段を登りきると広場があり、正面には本堂があります。その脇には御祈祷受付所があり、ここでお守りなどを売っています。来る前に調べたお守りを買おうかどうかと迷いましたが、結局は買いませんでした。microSDカードのお守りで1,200円8GBです。ありがたいお守りですが、SDにしたら少し割高に感じたので買いませんでした。

法輪寺

本堂

伊藤忠太の張り紙

本堂の右へ進むと展望台があり、そこからは渡月橋付近を一望できます。左へ進むと、改修中の多宝塔がありました。多宝塔の側面に張り紙が貼ってあり「伊藤忠太」と書いていました。とんがり屋根でインパクトのある祇園閣の設計で有名な人ですが何か関わっているのでしょうか。

法輪寺

渡月橋付近の一望の景色

法輪寺の多宝塔

多宝塔の張り紙

DIY羅漢像のお寺「愛宕念仏寺」

珍しいデンパ寺の後は、嵐山のかなり北にある愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)へ行きました。石畳で古くからの街並みが続く市街地の間をどんどん奥へカブで走り、京都府道137号線沿いにお寺があります。このお寺がおもしろいのは、境内が手作り500羅漢像で埋め尽くされていることです。もともと荒れ果てたお寺だったのですが、修理・整備し、また一般の人に仏像を彫ってもらい境内に飾ることで活気が戻りました。
入口の仁王門で拝観料300円を払い、正面にある階段を上っていきます。

愛宕念仏寺

愛宕念仏寺

珍しい3連の鐘楼

階段横の法面にも多くの羅漢像が設置されています。階段の中腹には「三宝の鐘」という小ぶりな3連の鐘楼がありますが、この様な形は初めて見ました。何か中国とか台湾っぽいです。

愛宕念仏寺

法面の羅漢像

愛宕念仏寺

三宝の鐘

謎の石仏と金ピカ像

階段を上がり切った所にはふれあい観音様がいるお堂があり、目の不自由な人も仏様とつながりをもてることがコンセプトの観音様です。奥には本堂があり、さらにその奥にはも、石仏と金ピカの像が立ちつくすお堂があります。小川があり小さな橋が架かっています。これは何なのかわかりませんし、この像が一番不思議な雰囲気でした。観音堂~金ピカの像まで全て周囲を羅漢像に囲まれており、そして1体1体すべて表情が違います。特徴的な羅漢像も多いです。

愛宕念仏寺

石仏と金ピカ像のお堂

愛宕念仏寺

愛宕念仏寺の一番上からの景色

境内羅漢像だらけ 

ここからは帰り道ですが、下った先にある休憩所にも大勢の羅漢像いて、こちらを向いています。すごい見られている感ががあり全く落ち着きません。こんな嵐山の一番奥なのに外国人の観光客も多かったです。すごく個性的なお寺なので、海外でも話題なのでしょうか。そういえば、英語や中国語表記の張り紙や道案内がこのお寺は多いです。外国人を意識しているのだと思います。お寺の出口には写真が飾られており、春夏秋冬の羅漢像が写っていました。

愛宕念仏寺

特徴的な羅漢像

感想

すごく独創的でおもしろいお寺でした。嵐山の一番奥ににあるので、徒歩では渡月橋から3km、時間は片道1時間はかかるのでなかなか厳しいかもしれません。アクセスがいいとは言えませんが、特徴があって行ってみたいと思わせるお寺です。京都は有名なお寺や大きなお寺が多いですが、僕自身はこちらの方がおもしろいと感じました。お金をそれほどかけずに、立地も悪い中でお客さんを呼び込んでいるのはアイデアだと思います。お寺激戦区の京都では何かの強みがないとお参りに来てくれないので、お寺も大変だと感じました。